水曜日のカンパネラいいよ
今日は最近聴いている音楽の話。
先週くらいからずっと水曜日のカンパネラというユニットのアルバム、「私を鬼ヶ島に連れてって」ばっかり聴いてます。たまたまyoutubeで見つけて嬉しくなって、興奮冷めやらぬままなんとなく行ったタワレコで超プッシュされていた時のえもいわれぬガッカリ感を差し引いてもホットな水曜日のカンパネラ。
今日はそんなユニットの曲をいくらか紹介しようと思います。
まずは「千利休」。先ほどあげていたいたアルバムの一曲目を飾るこの曲。
聴いたらだいたいはわかるかと思いますが、エレクトロニカなダンスチューン+ ちょっぴり舌ったらずな女声ラップボーカル+あそび心満載の歌詞で構成されるのが水曜日のカンパネラの音楽です。肝心なのは単なるおふざけにとどまず、出来上がった曲が掛け値なしにクオリティが高いこと。特にサウンド面が面白くて、かなりいろいろな音を詰め込みつつも全体としては聴きやすい形にまとまっています。歌詞の内容などはいちいち言うまでもないので割愛。イケてるサウンドにどこか気の抜けたラップがマッチしているのが聴きどころ。
次は「桃太郎」。
まず設定がおかしい。桃太郎がグータラゲーム少年になってて、怒ったおじいさんおばあさんに鬼ヶ島に生かされる話に改変されてる。当たり前のようにふざけ倒した歌詞の中にはゼガハード好きと、にくいライムがちりばめられています。
説明するよりやっぱり聴いてもらう方が早い。多分、出だしの「じーちゃんマウンテン芝をカット」の時点でヤられちゃうはずです。そんでもってサビ?パートで改めてノックアウトされて、晴れて水曜日のカンパネラ中毒になることでしょう。
このアルバムは以上の2曲に加えてあと6曲収録された8曲構成で、どれもいい曲という最近では超当たりのアルバムでした。「エンゲル」とか「デーメーテール」とかがお気に入りです。やはり音のいいユニットはハズレがない。
最後にアルバムに収録はされてはいないものの雰囲気の違ういい曲があったので、それを紹介して終わります。
おしまい