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徒然ラボ

くだらないことがおもしろい 好きなんだからしかたない

ある超歌手、大森靖子 後編

こんばんは、幸田アダです。

目覚ましの曲は「愛してる.com」、大森さんの「愛してるよ」の囁きで目をさます幸田アダです。

今回はちゃんと前編、後編の二本立ての記事を完結させることができそうです。

前回は大森靖子とはなんぞやというところから始め、大森さんの凄さをライブ、歌詞に絞って書きましたが今回はその続きです。

 

turedure-lab.hatenablog.com

 

早速ガンガン行きますよ。

・曲がすごい

 世界で一番きもち良い、「スーハーハー」が聞けるこの曲。

「シーハーハー」じゃないからな、怒らないでねジャニオタさんよ。

大森さんのプレイリストを聴くときはいつもこの曲からって曲で、エキセントリックなのに、なんだか魂が静まります。

曲の構成がうんたらとかそういう話はできませんが、すごくないですかこの曲。

♡の部分が曲の全部に漂ってる。「足んない、足んない」って叫んでるのに幸福感と安心感が溢れてる。

喜びの原型。それを音楽にしている感覚。

 

「最高」「joy」をここまで高らかに歌う曲はそうはないでしょう。

大森さんは相変わらずにエモーショナルに歌い上げますが、全体を通して肩の力が抜けた雰囲気、安心して楽しい。流れるような心地よさ。

玉城ティナちゃんにしてください」、「たっけえシャンプー買わされて〜」などなどやたら具体的で歌いにくそうな詞ですがメロディーに乗ると小気味よさがすごい。

あとライブでこの曲を聴くと合いの手部分がほんと楽しいです。

 

 ここまでの曲を聴いてきた方はもうお分かりかと思いますが、大森さんの声にはものすごいヒーリング効果があります。大森メロディにこのスーパー大森ボイスが乗っかることでつまり、すごくすごい。悔しいけど癒されちゃう。

 

・コラボがすごい

最近だとavex小室哲哉さんとかすごい人ともコラボしてるんですが、僕は全盛期の小室さんの凄さが実体験としてはわかっていないのであんまり語れません。

凛として時雨のピエ中さんや生ハムと焼きうどんなどなど今に輝く人たちとコラボしまくっているのも大森さんの面白さ。しかも初動が早いから、コラボで新しく知ってはまったりする。ありがたや。

ここでは特に好きなコラボを二つ紹介します。

 

大森靖子/歌詞:非国民的ヒーロー/うたまっぷ歌詞無料検索

 神聖かまってちゃん、の子とのコラボなんて夢みたい。

ほんと、ロックンロールは鳴り止まない。超ヘビロテのお気に入りになりました。

曲も歌詞も本当気持ちがいいくらい優しい。ありきたりな感想かもしれないけれど、同じような痛みや苦しみを味わってきた人たちだなって思わせてくれる人たちがリアルな言葉で励ましてくれるのでほんと奥の方まで沁みます。等身大の応援ソング。ちょっとでも気が滅入ったらすぐにこれを聞きます。

詞の方も相変わらずキレキレで初っ端から

「夢が刺さって血が出てる」

とかぐっとくる。

こういうのは語ると一気にチープになることは承知していますが、ほんとこの言葉は解像度が高いと思います。夢とかやりたいこととか、なりたい自分、理想ってキラキラしてるけど、すごい鋭利だから世界で一番自分を痛めつけているものだと思います。

「そのひとつのミスで全てを否定されても怯むな」

一事が万事的な絶望感を吹っ飛ばしてくれる魔法。

の子さんの底抜けなノイジーエネルギッシュメロディと大森さんのハイレゾリリカルワールドがひっついた信じられないくらい元気をくれる曲。

 

 あのちゃんかわいい。

注目のアイドルグループ「ゆるめるモ!」メンバーのあのちゃんをゲストに迎えたエモさ満点の曲。内容とコラボが奇跡みたいな化学反応を起こしちゃっている。

女の子ばりにめまぐるしく展開してゆく曲調、かなり詩的なポエトリーリーディング的部分も生っぽい女の子を歌う歌部分も、壊れそうなどこか危なげな若いかわいさでいっぱいのあのちゃんが加わることでもうすっごい。説得力、リアルな空気感が伝わって来る。

あのちゃんかわいい。

 

・もはや生き様がすごい

大森さんはもはや、そのあり方が尊いです。デビューの年に結婚して、女性シンガーにもかかわらずファンが減らなかったという逸話を残し、今や一児の母で産後も衰えを感じさせない、ロック歌手らしい世の中を蹴っ飛ばしてやるかっこよさもあるのですが、それよりももっとアイドル的なありがたみです。

現代に生きる泥の偶像、本当の意味でのアイドル。

好きな気持ちも辛い気持ちもやるせなさも何もかも投げ込んでしまえる存在を買って出ている人。そして超歌手はそのフィルター越しにいろんな感情を歌ってくれます。

例えばamazarashiの秋田さんはリスナーの代弁者じゃないと曲の中で言い切っていますが、大森さんはむしろ自分から時代の雰囲気、リアルに漂う感情に対しての代弁者、大森靖子というフィルターであろうとしています。

曲の中にとどまらずもはや生き様が芸術、ロック。

 

橋本愛ちゃんは至高。)

ハロプロオタクの大森さんは道重さゆみ愛が深すぎてこんな曲を作っちゃうほどの人です。アイドル界についてはよくわからないですが、声援も愛情も好きもまるっと笑顔で受け取るアイドルさながらのスタンスのルーツはそんなところにある気がしています。

なんでも受け入れてくれる存在はただそれだけで、かけがえなくて、人の支えになると思います。憧れる。

だから僕も自分の泥みたいな創作物を人に見せるし、それでも楽しいからいいじゃんってことを見せ続けようと思っています。やり方もクオリティも違うけれど、自分のやり方でかっこよく生きてみたい。憧れで済ませたくない。なんて気分になれるのもきっと大森さんみたいな人が世の中にいる事実のおかげな気がします。

 

というわけで、超歌手、大森靖子さんについての思いを書き連ねてみました。

大森靖子って誰やねんと思っていた方にも一ミリくらいはこの魅力が伝わっていればいいなと思っています。

とか言いつつも、別に伝わなくたってこの記事が書けただけでかなり満足してます。

なんたって前編後編合わせて5000字近く書いてますからね。レポートでもこんなに書いたことない。好きなものを好きだと書く喜びを堪能しましたよ、僕は。

最後になりましたが、これだけ大森さんの音楽について語ってきたくせに本当は、御世辞にも美人とは言えなかった大森さんの顔面が最近かわいくなってきているその事実にこそ一番勇気をもらっています。